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音の入り口

「SONY」の由来は、音「SOUND」や「SONIC」の語源となったラテン語の「SONUS(ソヌス)」と、小さいとか坊やという意味の「SONNY」から来ていることから、オーディオ(音響機器)はソニーを象徴するカテゴリーの一つです。良い音を多くの人に楽しんで頂くためには、音の入り口から出口まで、原音を忠実に再現できる技術とノウハウが必要とされます。

音の入り口となるマイクロホン

マイクロホンは、声や音楽を音響機器に取り込むための「音の入り口」と言われ、音波 (空気の圧力変化 ) をマイクロホンの振動板で受けて電気信号に変える『 音 の 原 器 』です。 そして、音質を左右する重要なデバイスである「マイクカプセル」は、恒温・恒湿に管理されたエリアで熟練技能者による卓越したスキルを駆使したものづくりを行っています。

デバイス生産
マイクカプセル

商品設計

放送局やレコーディングスタジオなどプロフェッショナルな現場で使用されるマイクロホンにおいては、商品企画の初期段階から マーケティングや商品企画担当と商品仕様や機能・性能などについて議論を繰り返しながら商品像を練り上げていきます。 商品像が決定すると、電気設計、メカ設計、シミュレーション、試作、評価というプロセスで商品の完成度を高めていき、工場でのものづくりへと移行。日本をはじめ世界の販売店へ出荷しています。

また、マイクロホンのキーデバイスである音響変換ユニット(マイクカプセル)の開発にも力を注いでおり、ソニーの音づくりにおける重要な役割を担っています。

商品設計

評価技術

音づくりへのこだわりは、音響評価技術にも生かされています。 ソニーの商品には音響機能が備わったものが多く、商品化や量産においても、音に関する評価が欠かせません。

高品質・高音質マイクロホンやヘッドホンを設計・製造するためには欠かせない「無響室」という音の反射、残響の影響が抑えられた特殊な測定ができるユニバーサルデザインの音響測定施設を社屋内に完備すると共に、通常空間においても、この無響室と同等の測定が可能な音響評価装置を独自開発。 音にこだわるソニーグループ各社にも提供しています。

無響室
無響室レス測定器