企業理念

社会福祉法人 太陽の家 創設者 故 中村 裕(ゆたか)博士
「世に身心障がい者はあっても、仕事に障害はありえない、 身障者に保護より働く機会を」

ソニー ファウンダー 故 井深 大
「障がい者だからという特権なしの厳しさで 健丈者※の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」
- ※ 障がいがなく「丈夫」な人はいるが、「常に」健康な人はいないという、井深の考え方を踏まえて表記したもの。
ソニー・太陽は二人の創設者の遺伝子を継承し、働く障がい者のトップランナーを目指します。
トップメッセージ
インクルージョンされた社会の実現を目ざして。
私たちソニー・太陽株式会社は、障がいのある多くの社員が活躍するソニーグループ株式会社の特例子会社で、 ソニーにおけるマイクロホン基幹工場として、日々ものづくりに、情報サービス業務に、励んでいます。
初代社長も務めた、日本の障がい者スポーツの父であり、太陽の家創設者でもある中村裕博士は 「世に身心障がい者はあっても仕事に障害はありえない。保護より働く機会を」という言葉を、 また、設立に尽力したソニーの創業者のひとりである井深大は「障がい者だからという特権なしの厳しさで、 健丈者の仕事よりも優れたものをという信念をもって」というメッセージを残しました。
私たちはこの二人の言葉を「創業企業理念」として脈々と受け継ぎ、最高品質のものづくりと サービスを提供すべく日々努力しています。
その原動力となっているのが「多様性」です。障がいのあるなしに関係なく、一人ひとりと向き合うことを 大切にしており、必要な配慮のもと、持てる力を最大限発揮することで進化し続けていけるのだと考えています。
私たちのこのような活動が、インクルージョンされた社会の実現の一助となるべく、 その「実践」と「発信」を続けてまいります。

ソニー・太陽株式会社 代表取締役社長 西島 史隆
故 中村 裕(ゆたか)博士について
リハビリテーションの医師だった中村博士は、障がい者の自立と社会参加を目指して、 1965年に社会福祉法人太陽の家を創設します。その博士の意志と、各企業の創業者たちの意志が共鳴し、 共同出資会社を作っていきます。
また中村博士は、1964年東京パラリンピックにて日本選手団団長を務め、大分国際車いすマラソン大会を 開催するなど「障がい者スポーツの父」として、仕事を通じての自立とスポーツに情熱を注ぎました。
ソニー・太陽の目ざす姿 < Sony/Taiyo 50th Vision >
ソニー・太陽で働くすべての社員が、責任と真心をもったものづくりとサービスのプロ集団となり、付加価値創造を継続し、DE&Iを実践する姿を発信することで、ソニー・太陽だからこそできる理想工場を実現する。
- ■ 障がいのある社員の就労においてソフト、ハード、ハート全てで新たな取り組みにチャレンジし、グローバルにソニーグループをリードしている。
- ■ 高品質なものづくりと専門性の高いソリューション業務(サービス)でソニーグループ各社から信頼されている。
- ■ ソニーグループ内で活躍できる人材を輩出し、ソニーのDE&I推進に貢献している。
- ■ 互いを認め合い、社員一丸となって活き生きと輝いた姿を発信している。
Sony/Taiyo 50th Visionは2018年度の中期事業計画において10年後(創立50周年)のソニー・太陽のなりたい姿を想定して策定したものです。
ソニー・太陽は、このなりたい姿に向かって事業計画をたて業務を進めてまいります。
品質方針
2025年 品質方針
ソニー・太陽で働く全ての人は常に改善意識と責任感を持って互いに協力し現場からの主体的な提案と迅速な対応によってお客様の期待と信頼に応えるものづくりとサービスを提供します。
【2025年度品質目標】
- ■ 製品コンプライアンスに関わる不良 0件
- ■ 社外流出重大不良(致命・改修) 0件

健康経営宣言
ソニー・太陽は、社員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働き続けることができる環境づくりを全社一体となって推進します。

“3つの取り組み方針”
- 1. 自律した健康管理の実現に向けた積極的支援
健康リスクの自覚に基づき、自分に合った目標をもって今よりも一歩でも前に進む、 社員のやる気を根気強くサポートします。 - 2. メンタルヘルスケアの推進
社員と上司・同僚間の活発なコミュニケーションによる信頼関係構築を推進し、一人ひとりのレジリエンス※の向上を支援します。
※前向きに立ち直る力、ストレスへの対応力、柔軟性のことを示す - 3. 安心・安全な職場・企業文化の実現
多様性を尊重し、お互いを認め合う企業文化を醸成し、心理的安全性の高い組織をつくります。